こんにちは。真昼の星とピアノです。
久しぶりに紹介する曲は「塔 /ドビュッシー作曲」です↓
この曲は、3曲からなる曲集「版画」の第1曲目として収められています。
1889年にパリで開かれた万国博覧会で、作曲者ドビュッシーは、ジャワのガムラン音楽に出会い、衝撃を受けたことにより、約15年の年月をかけてこの曲を完成させたそうです。
東洋風の5音音階、ガムランの楽器の音色が随所に用いられています。
冒頭と最後の部分は弾いていると「目の前のそびえ立った建築物ににさぁーっと風が吹いてくるような感覚」がしてきて不思議な気持ちになる曲でした。
身の回りでは荒波にもまれかけている現実社会ですが、この曲のように泰然と、自分を見失わずに生きていけたらなぁと思いながら弾いていました。